自己分析のコツ

転職に際して必要な自己分析の方法を紹介します。

どのように自己分析をするか?

思い込みと自己分析とは違います。思い込みは主観。自己分析は客観。良くも悪くも、自分を客観的に見つめることが、自己分析です。

具体的な自己分析の方法を紹介しましょう。

現在の自分に影響を与えていると思われる、過去の様々な出来事を年表のように書き出してみる。

まずは、あまり深く考えずに、幼児期からの自分の生活環境やエピソードを書き出してみて下さい。良かったことも悪かったことも、思い出したくないことも、すべて書き出します。

それぞれの出来事のときに、自分は何を感じたか、考えたかを思い出してみる。

出来事があった当時、自分なりにそれをどのように感じ、どのように考えたかを書き出しましょう。過去のことなので、現在よりも幼稚な内容になるはずです。現在の価値観のフィルターをなるべく排除し、当時の感覚を思い出して書き出すのがコツです。

各出来事のときに考えたこと、感じたことが、自分にどのような影響があったのかを考えてみる。

過去に深く考えたこと、感じたことは、必ず現在の自分の考え方、感じ方に影響を与えています。過去と現在の自分を、改めて一つの線でつなげてみるのです。必ずつながるものです。

以上の自己分析は、あくまでも保育士の転職のために行っているという目的を失わないようにしてください。現在、保育士をやっている自分にどのような影響を与えているか、という視点を忘れずに自己分析を進めます。

ちょっと抽象的で分かりにくいので、具体例を挙げてみましょう。

具体例1

  1. 母が仕事をしており、早い段階から保育園に通っていた。
  2. 寂しいと感じることもあったが、母も仕事だから仕方ないと感じた。
  3. 親と一緒にいたいという子供の思いと、子供を育てるために頑張る親の思い、両方を理解できる保育士になりたいと考えるにいたった。

具体例2

  1. 自分が中学生のとき、保育園に通う年の離れた弟が園でケガをし、親が保育園にクレームをつけた。
  2. 普段の弟のやんちゃぶりを知っている自分は、保育園の不注意というよりも弟の問題と感じて、親が間違っていると思った。
  3. 今は、子供へ対する親の感情は特殊なものと考えるにいたっている。親の感情を尊重し、細心の注意で子供を守りながら保育していきたいと考えている。

「無意識の希望条件」を自覚する

「通勤30分以内」「給与22万円以上」「賞与あり」「有給休暇あり」などなど、どんな保育士さんにも様々な希望条件があるでしょう。

これらの形式的な希望条件は、自分の思うままにピックアップしていけば良いのですが、問題は、「どんな職場を希望するか」という条件です。これは、形式的な募集要項には記載されておらず、また、保育園に対し「こうして欲しい」と望むこともできません。

職場の雰囲気、保育方針、保育という仕事への価値観と保育園側の考え方との位置関係など、目に見えない条件と言えば分かるでしょうか。

少々難しい問題になりますが、長く勤めていく前提であれば、休暇などの条件よりもむしろ大事な部分と考えるべきです。

転職に際して自己分析をすることの意味は、こうした無意識にある難しい条件を、目の前に明らかにするということにもあります。自己分析を通じて、保育士という仕事に自分が何を求めているのかを、改めて知ることができるのです。

保育に向かったときの自分の立脚点を知っていれば、たとえ自分とは考え方の違う保育園だったとしても、ストレスなく柔軟に対応できます。

「一人で考えない」がポイント

自己分析は、自分の内面や自分のスキルを抽出する作業。自分のことは自分が一番知っているわけですが、それをすべてさらけ出すことが、必ずしも転職に有利とは限りません。

また、自分で思っている自分の姿と、他人が見た時の自分の姿とは、かなり違っている可能性もあります。自分でも気づいていない長所が、きっとあなたにもあるでしょう。

自己分析においてとて大事なのは、他人の視点を利用すること。大事というよりも、基本です。保育士転職の仲介経験が豊富なエージェントの担当者とよく話をし、自分のアピールポイントを見つけてもらうのが近道です。

ただ、保育士転職エージェントの中には、担当者がつかないところもあるので注意してください。あなたの転職が完了するまで、ベテラン担当者がしっかりとフォローしてくれるエージェントを選びましょう。

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