児童遊園・学童保育所

保育士資格を持っている人に、共働き世帯に需要の高い学童保育所について紹介します。

学童保育所で働く保育士について

学童保育所とは、主に放課後の小学生を預かって、有償で保育する場所のこと。主に低学年の小学生を預かりますが、最近では5年生や6年生など高学年を預かる学童保育所も増えています。

一般に「学童」、正式には「学童保育所」と呼ばれ、全国各地にたくさん設置されています。預かる対象は小学生ですが、教育機関ではなく児童福祉法に基づく施設であるため、名称が「保育所」となっているのです。

学童保育所における保育士の仕事は、あくまでも保育です。つまり、親の代わりになって、子供たちを見守り、かつ健全な心身を育むこと。その目的を果たすために、外の施設を利用することもあります。砂場や滑り台などがある屋外施設のことですが、これを「児童遊園」と言います。住宅街などでよく見られる、いわゆる「公園」と考えて差し支えありません。

以下、学童保育所で働く保育士の仕事について、具体的に見てみましょう。

学童保育所における保育士の仕事内容とは?

あくまでも「保育」が目的である以上、仕事内容は子供たちが自発的に遊ぶのを見守ることがメイン。場合によっては、一緒に遊んだり、一緒に工作をしたり、また勉強を教えたりすることもあります。いずれにしても、子供たちが帰るまでの間、安全に預かることが一番大事な仕事になります。

また、学童に通う子供たちの父母会が結成されていることも多く、その場合には会費のとりまとめなどの事務作業を伴う場合もあります。

仕事内容は保育園と同じようなものですが、対象の子供が小学生という点は大きく違います。年齢が高い分、保育園に比べると手がかからないとも言えますが、小学生との接し方に慣れていない保育士にとって、決して楽な仕事ではありません。保育園ではほとんどない、強く叱る、ということも大事な小学生保育になります。

勤務時間や待遇は?

学童保育所は、放課後の小学生を預かる施設。低学年の終業時間から、おおむね18:30までの業務となります。そのため、一般にはフルタイムという概念がなく、また正社員という概念もありません。ほとんどが時給制のアルバイトです。時給額は地域によっても異なりますが、だいたい820円~1,100円が相場。首都圏の学童保育所は、時給が高い傾向があります。

月額の平均給与は50,000円~70,000円といったところが相場。主婦や学生のアルバイトであれば、十分なお小遣いになるでしょう。夏休みなど、学校が長期休暇に入るとフルタイム勤務になります。この時期は月額平均で100,000円程度の給与となる例が多いようです。

学童保育所で働く人の専門資格「放課後児童支援員」

2015年4月より、学童で働く専門資格として「放課後児童支援員」が創設されました。学童保育自体を行う人に資格は要りませんが、資格の創設以降、学童施設には「放課後児童支援員」を2名以上配置することが義務付けられています。

「放課後児童支援員」になるには、都道府県知事が行なう研修を修了する必要があります。この研修には、誰でも参加できるわけではありません。一例として、以下のような人は研修参加の権利が与えられています。

  • 保育士資格を持っている人
  • 社会福祉士資格を持っている人
  • 教員免許を持っている人
  • 高卒以上で、かつ二年以上にわたり児童福祉事業に従事した人

などです。

国は、2019年までに学童保育施設を激増させる計画を推進中です。施設には「放課後児童支援員」の資格保有者の配置が義務付けられている以上、施設の激増に伴って支援員の求人も激増することになります。

現在保育士の資格をお持ちの人は、将来学童で働くか否かに関わらず、とりあえずは取得しておいたほうが良い資格と言えそうです。

学童保育所で働く保育士の求人例

東京都内における、学童保育所の求人例を見てみましょう。

求人例1

  • 勤務地:東京都葛飾区
  • 募集職種:保育士
  • 仕事内容:学童保育
  • 給与:時給1,050円~1,100円(保育士資格者は優遇)

求人例2

  • 勤務地:東京都江東区
  • 募集職種:保育士(4年制大学卒業者)
  • 仕事内容:学童保育
  • 給与:175,000円~

学童で保育の業務を行うために、必須の資格があるわけではありませんが、学童保育所への就職が近づくのは確かな話と言えそうです。

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