保育園・幼稚園

保育士資格を活かせる最大の現場である保育園・幼稚園での働き方をまとめています。

保育園における保育士の仕事内容

保育士の資格があれば、様々な職場で活躍することができます。一般的な職場は保育園です。

ここでは、保育園における保育士の仕事内容について見てみましょう。

生活習慣の基本の習得

食事、排泄、睡眠、清潔、着替えの5点を中心に、生活習慣の基本を覚えさせます。

子供の状況観察と適切な対応

心身の健康維持を目的として、顔色、声、行動などをチェックしながら適切に対応します。

集団生活を通じた社会性の育成

ルールを設定した集団での遊びなどを通じ、社会性を養います。

心身の健やかな発達をサポート

遊びなどを通じて、心身が健康的に発達するよう柔軟にサポートします。

保護者への対応

子供の様子に関する情報交換、および保護者への適切な助言をします。

一般的な保育園における保育士の仕事内容は以上の5つに分類されます。ただ、実際の保育現場における仕事を経験済みの人は、保育士の仕事を一言でまとめたり、いくつかに分類したりするのは困難と感じているでしょう。

なぜならば、保育園は、福祉施設として保護者の代わりとなるサービスを提供する場所。つまり、保育士は「代理保護者」だからです。

子育てをする親にとって、子育ての内容を一言で表現したり、いくつかに分類したりすることは困難でしょう。同じように、保育士の仕事にも、実際には際限がないのです。

保育士と幼稚園教諭との違い

保育士と幼稚園教諭の仕事は、目的がまったく違います。仕事内容は共通する部分が多いのは確かですが、それぞれの仕事は、違う目的を目指して行なわれています。

保育園の目的と幼稚園の目的の違いとは

保育園は福祉施設、つまり厚生労働省が管轄する機関です。保護者が仕事などの都合で充分に保育できない場合、保護者に代わって子供を健全に育成するための施設です。

一方、幼稚園は学校です。高校や大学と同じように、文部科学省が管轄する機関です。保育園と似たような仕事も多いのですが、目的は教育です。

代理保護者(保育士)が様々な面倒を見るのではなく、あくまでも、先生が様々な指導や教育を行う場です。

資格の違い

仕事の目的が異なるため、資格の種類も異なります。保育士免許は、保育士の養成機関(大学院、大学、短大、専門学校など)を経て自動的に付与されます。また、養成機関を経ていなくても、一定の条件を満たせば、保育士資格の受験資格を与えられます。

一方、幼稚園教諭免許は、大学や短大において、幼稚園教諭に必要な教職課程をおさめることで付与される資格です。

目指す目的が異なる以上、資格取得へ向けた必要なカリキュラムも異なります。

参考:幼稚園教諭免許取得の特例制度

保育園と幼稚園の特色を合わせた施設、「認定こども園」の設置が進んでいます。保育と教育を両立させる機関です。

「認定こども園」は、保育園と幼稚園をミックスしたような施設。そこで働くには保育士と幼稚園教諭、両方の資格を持っていなければなりません。

現在、国は子育て支援制度の一環として、「認定こども園」への移行を促進しています。しかしながら、保育士と幼稚園教諭の両資格を同時に持っている人は、多くはありません。

そこで、平成27年度から平成31年度までの間に有効な「幼稚園教諭免許取得の特例制度」を打ち出しました。現役の保育士たちに対し、比較的容易に幼稚園教諭免許を取得させるための特例です。

具体的には、保育士として3年以上かつ4,320時間以上の勤務経験がある人は、大学で8単位を修得して教職員検定をパスすれば幼稚園教諭免許が与えられるというもの。たったの8単位(週2コマ×1年程度)なので、これは画期的な制度です。

「認定こども園」で働くかどうかはさておき、自身のキャリアアップのためにも、ぜひ活用したほうが良いでしょう。

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